いつも勉強の話ばかりしていても面白くないので、たまには休みのあいだにいろいろ行ってるイギリスの観光スポットについても書いてみようと思います。イギリス、特にイングランドと言えば湖水地方、コッツウォルズ、ウィンザー、カンタベリーなど多くの有名なスポットが有りますが、その中でもあまり知られてなくて人気なのがRye(ライ)です。ライは中世から大陸との貿易の窓口として栄え、その後海外線の後退によって港町としての役割は失われたものの、その美しく独特な街並と、おしゃれな店(アンティークブックの専門店や雑貨屋さんなど)で知る人ぞ知る観光地なのです。今回はLSEやKing's Collegeの先輩方と不定期に行っている「アフタヌーンティーを楽しむ会」のメンバーで行って来たのですが、みんな想像以上に良かったと口々に言っていました。
ライは小さな街なので、実際のところ普通に観光するのなら3時間くらいで十分です。まず食事どころのおすすめはシーフードが絶品のWebbe's at the Fish Cafeです。少々お値段は貼りますが、ロンドンで食べるよりはそれでもだいぶ安く、オイスターからアンコウまでなんでも美味しいです。おなかが満たされたら、街の中心部を通るHigh Streetに向かいましょう。High Streetではイギリスでも見つけるのが大変なおしゃれなアンティークや雑貨のセレクトショップが軒を並べています。貴重なものも多いので(19世紀の壁時計など)なかなか手が出ませんが、みているだけでも十分楽しいです。通りを抜けていくと、坂を少しあがったところにSt. Mary ChurchというRyeで一番大きな教会があります。この教会は世界で現存する最古の塔楼時計を所有しており、未だに時間を刻み続けています。さらにその教会の塔には実際に上ることができ、街と近隣の村の様子を一望する眺めが待っています。最後にどうしても逃せないのが、Mermaid Innという1420年から同じ場所にある有名なホテルです。見た目からしても十分古いのですが、その格式からか、ジョニー。デップやジュディ・デンチなど有名人も多く訪れています。今回はトライできませんでしたが、ティールームも人気のようです。一通り散策し終えてつかれたらここでアフタヌーンティーをとるのも良いかもしれません。
ロンドンに飽きた方、イングランドのあまり知られていないスポットに興味の有る方はロンドンから1時間半で行ける、童話に出てくるような素敵な街並が待っているRye(ライ)を訪ねてみてはどうでしょうか。
イギリスで初めての生ガキです! |
エビ、ニシン、カニ、イカ、タコなど新鮮な魚介類も頂きました! |
メインのムール貝と白身魚の盛り合わせ |
お友達はアンコウのローストを頼みました |
丘を登っていくと立派な城門が! |
昔ながらのお菓子屋さん |
かわいらしい民家とミニ |
世界で一番古い鐘式時計がある教会 |
協会の中ではパイプオルガンが演奏されていました |
街の当時の繁栄ぶりをしめすステンドグラス |
教会の塔に上ってます |
昔ながらのイングランドの村って感じです |
昔は海がすぐそばに有ったみたいですが、今ではすっかり平地です |
ハイストリート |
1420年に再建されたホテル、マーメイド・イン。著名人も宿泊しています |
マーメイド・インの内部 |
あっという間に一日が過ぎました |
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